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長所と短所を履歴書に書く

履歴書を書くのは苦手という人は大勢いると思いますが、履歴書の中の項目の中でも書くのが苦手という方が特に多いのが長所と短所の欄なのではないでしょうか。長所はいくらでも書けるでしょうが、短所となるとペンが履歴書を書く手が止まる人も多いと思います。

長所は自分の良いところ、短所は自分の悪いところと教えられているので、これから採用してもらうのに履歴書に自分の短所をどこまで書けば良いのかと悩むのです。できることなら長所だけを書きたい、確かにそう思う気持ちはわかりますが、人間だれしも短所のない人はいないと思いませんか。長所の欄にはいろいろと記載があるのに、短所の欄には「特になし」と記載されていたら間違いなくその人は不採用になると思います。履歴書は自分をアピールするためのシートですが、自分の長所も短所もきちんと把握できている人かどうかを知るためのシートでもあるのです。誰でも自分の短所を人にさられ出すのは嫌なものですが、長所同様にどんな短所があるのかを自分なりに整理し、その短所を埋めるべくどのように努力しているのかなどを書くことが大切です。長所も短所もどちらもあるのが人間です。長所ばかりを強調したくなるのはわかりますが、短所もきちんと書きましょう。ですが、どんな内容でも良いということではありません。もし短所として「飽きっぽい」、「目移りしやすい」、「集中力がない」などと記載されていたら担当者はどう思うでしょう。実際にそうだとしても履歴書に記載する内容なのですから、そこは上手く表現するなどの工夫は必要かもしれません。

面接の機会なく、履歴書だけで採否が決まり、履歴書だけで人生が決まるわけです。それだけ重要な履歴書ですので、良いことばかりで埋め尽くしたいのはわかりますが、自分の

長所や短所をわかりやすく記載し、少しでも親近感をもって自分をイメージして頂けるような履歴書を書くことを常に心がけると良いと思います。

職務経歴書

皆さんは職務経歴書を書いたことがありますか。最近の中途採用の応募時には、「履歴書と職務経歴書をお送り下さい」という募集要項が多いので、転職経験のある方であれば一度は書いたことはあるでしょう。では、この職務経歴書ですが、あなたはどのようなことを書きますか。履歴書に書いた内容に部署や担当した案件を簡単に記載する程度で済ませてしまってはいませんか。ここでは職務経歴書の重要性と記入に際しての注意事項を考えてみましょう。

そもそも職務経歴書を書く意味はなんでしょうか。履歴書に職歴を記入する欄がありますが、ここには社名や部署名程度しか記入しません。その内容から概ね業務内容を推測できることもあるでしょうが、その会社・部署で具体的にどのような職務を担い、どんな実績を挙げてきたのかは履歴書の内容だけではわかりません。そこで必要なのが職務経歴書です。つまり、先述のような履歴書の内容だけでは判断できない担当業務や実績をわかりやすく整理してまとめた書類が職務経歴書ということになります。人事担当者は履歴書でこれまでの経歴の大筋を把握し、職務経歴書で仕事ぶりを把握するというわけです。職務経歴書の役割がわかれば自ずとどのような内容を書けばよいかは理解できますね。

営業の方であれば営業実績、できれば実績数字を合わせてかけばより訴求力は高まります。

エンジニアの方であれば担当したプロジェクトや開発に使用したソフト、更には開発に要した日数などを記載することでアピールが可能になります。とはいえ、細かな数字やプロジェクトの名称、クライアント名などをを詳しく書きすぎるのも問題です。大抵の場合、そのような情報は会社の機密情報のはずですから、詳細に書くということは機密情報を漏洩していることにもなるのです。ですからあくまでも出せる範囲で適度にということです。

以上の点に注意しながら、職務経歴書を整理すると一目置かれること間違いなしです。

履歴書の特技欄には

高校生以上の皆さんであれば、今までに一度は履歴書を書いたことがあるでしょう。働くスタイルに関係なく、採用募集に応募するにはほとんどの場合に履歴書の提出を求められます。履歴書には学歴や職歴を記入する欄の他に、保有資格や志望動機を記入する欄もあります。そしてもう1つ、記入する内容に迷う欄がある場合があります。それが特技の欄です。

特技とは自分の得意なことの意味ですが、入社に際しての特技とは何を記入すればよいのでしょうか。絶対にこれを記入しなくてはいけないということではありませんが、履歴書の特技の欄への記入にあたり考え方をいくつか示します。まずは自分の立場を考えましょう。今学生で、新入社員やアルバイトへの応募であれば、大学で学んだことや、これまでのアルバイト経験の中で身に付けたものの中で得意なことを書くと良いでしょう。自分がすでに社会経験のある人で、中途採用などへの応募であれば、これまでの経験の中で身に付けたパソコンやデザイン、開発などのスキルや、営業、企画、マーケティングなど得意な分野を書くと良いでしょう。つまり、自分が置かれた立場に応じて私が得意な分野はこれということをアピールするのが履歴書の特技の欄なのです。

すべての人が採用面接を受けられるのであれば、履歴書に書き足りないことを面接の場で補足することもできますが、応募者多数の場合には、まずは履歴書による書類選考がなされます。人事担当者は履歴書の志望動機欄から熱意を、特技や趣味の欄から人柄を推察し、面接に進むべき人かどうかを判断するのです。履歴書1枚でまずは採否を判断されてしまうのですから、特技の欄の役割も非常に大きいと言えます。特技の欄もバカにするなかれです。どんなことでも特技として書けばよいというものでもありません。限られたスペースですので、その会社にとってアピールになるような特技を取捨選択して記入するのが良いでしょう。履歴書の書き方一つで人生が大きく変わってしまうんですよ。

履歴書の志望動機

アルバイトであれ、正社員であれ採用時に必ず書くのが履歴書です。履歴書は、あなたの身元や学歴、職歴、保有資格、志望動機など自分はこういう人間だということをまとめた書類が履歴書です。履歴書の書き方次第で採否が決まるわけですから慎重に、正確に、そして、自分がアピールしたいことを最大限書くことが大切です。

履歴書の中で、最も重要な項目こそ志望動機です。なぜこの会社に入りたいのか、入って何をしたいのか等の応募理由が志望動機です。志望動機の書き方ひとつで採否が大きく分かれるのです。履歴書によりスペースの大小はありますが、志望動機の欄はそれほど広いわけではありません。限られた志望動機の欄の中に何をどのように書けばよいのでしょうか。以下に志望動機の記入に際してのポイントをいくつか挙げてみます。1つは、入社を希望する理由です。自分のどのような思いからこの会社を希望するのかということです。

2つ目は会社の魅力です。会社のどのような点に魅力を感じ、入社後はどんな職務に携わりたいのかということです。3つ目は意気込みです。絶対に入社して全力で頑張るという熱意です。他にもいろいろと内容は考えられますが、志望動機の3大重要ポイントとして覚えておきましょう。入社できる人はわずかですが、応募者は多数です。少ない人事担当者がすべての応募者に会うことができない場合に、まずは履歴書で採否を判断します。履歴書の字のきれいさや履歴書に記載されている志望動機の内容により応募者の人柄を推測し、面接したい人を選ぶのです。それが履歴書による書類選考です。このことからも、志望動機の重要性がおわかり頂けると思います。

履歴書の見本

履歴書は入社の採否を判断するためのとても重要な書類です。履歴書の書き方ひとつでその後の人生も変わってしまうのですから、履歴書の内容には十分配慮が必要です。履歴書の書き方は、履歴書の入っている袋やビジネス文書の本、インターネットなどで公開されているので参考にすると良いでしょう。

ここでは見本となる履歴書とはどのようなものかをかいつまんで説明します。まずは、履歴書の字です。あまい大きすぎても小さすぎても印象が悪くなります。字が汚いのと丁寧に書かないというのは違います。上手い字でなくとも丁寧に書くことです。履歴書は重要書類ですので鉛筆書きは厳禁、黒もしくは青インクのペンで書きます。

次に志望動機です。入社を希望する理由を熱意を持って書くことです。そして特技や趣味の欄ですが、立場に応じて自分の得意な分野や趣味を書きます。この欄の内容から自分の人柄が推察されると思って下さい。最後に、誤字脱字が厳禁。勿論修正液などでの訂正も厳禁です。具体的にどのように書くかは見本にも示されているかもしれませんが、あまり見本に頼りすぎるのも問題です。履歴書を書きなれていない人は見本を頼りに履歴書を書きますが、実は人事担当者は見本を真似た履歴書にはうんざりしているのです。見本をまねないと履歴書を書けないということは自分がないということをアピールしているようなものなのです。

見本は、どの欄にどのようなことを書くのかを参考にする程度に留め、見本の丸写しや見本の文章の抜粋などということはしない方が良いですね。本当にあなたがその会社に入りたいという熱意があるのであれば、見本を見なくても履歴書が書けるようでないと合格はないのかもしれません。「履歴書の見本は参考程度に」を鉄則に記入するようにして下さい。