職務経歴書
そもそも職務経歴書を書く意味はなんでしょうか。履歴書に職歴を記入する欄がありますが、ここには社名や部署名程度しか記入しません。その内容から概ね業務内容を推測できることもあるでしょうが、その会社・部署で具体的にどのような職務を担い、どんな実績を挙げてきたのかは履歴書の内容だけではわかりません。そこで必要なのが職務経歴書です。つまり、先述のような履歴書の内容だけでは判断できない担当業務や実績をわかりやすく整理してまとめた書類が職務経歴書ということになります。人事担当者は履歴書でこれまでの経歴の大筋を把握し、職務経歴書で仕事ぶりを把握するというわけです。職務経歴書の役割がわかれば自ずとどのような内容を書けばよいかは理解できますね。
営業の方であれば営業実績、できれば実績数字を合わせてかけばより訴求力は高まります。
エンジニアの方であれば担当したプロジェクトや開発に使用したソフト、更には開発に要した日数などを記載することでアピールが可能になります。とはいえ、細かな数字やプロジェクトの名称、クライアント名などをを詳しく書きすぎるのも問題です。大抵の場合、そのような情報は会社の機密情報のはずですから、詳細に書くということは機密情報を漏洩していることにもなるのです。ですからあくまでも出せる範囲で適度にということです。
以上の点に注意しながら、職務経歴書を整理すると一目置かれること間違いなしです。